枯山水ショール（５）まだまだ
枯山水ショール、まだまだまだまだまだ先は長いですが、編み進めています。
三角12＝最後の山場のふもと付近をまだうろついています。画像の黄色い矢印部分が、前回の報告から育った部分。
現在の大きさは、ダディ（IKEAでお迎えしたテディベア）の、ぽってりしたおなかを包み込めるサイズ。
いやいや、アナタもう結構な大きさよ！？
毛糸の残りもあと少しです。いよいよ足りないかもしれないと焦り出しました。まだ手配はしませんけど。様子見……がまん……！
課題をやり直し中
家庭の事情からしばらく編みかけのままになってしまっていた、ニッター講習の課題、ツートンベスト。糸はシルクです。シルク……手触りがとにかく優しくてつややかで、触るだけで泣いています（変な人です！）
で、こちら……あまりに寝かせた期間も長いため、先生と相談してゲージを取るところから、つまり最初からやり直すことにしました。
早速ほどいて編み直し開始！
ゲージ………………あれれ？ うまく取れないぞ！
やはりやり直して正解です。見てください、このへなちょこな編み地を。
あまりにひどいので自分でも笑っちゃう。黄色い波線をつけてみました。均等じゃないでしょ？ 手加減が段ごとに違っちゃってるんです。ダメダメだぁ。
てことで、ほどきます！*1
画像は、何度も何度も何度も編み直して「うぉぉぉ」となった時にぬいぐるみのダディと目が合いまして、思いついて糸を食べさせ託したところ。
どうだい、おいしいだろう、焼きうどん。
そんなこんなで連日格闘しておりますが、未だにゲージが取れません。ほどいてばかり。でもね、繰り返すうちに自分の手の癖が分かってきました。表目と裏目を編むときの手加減とか、糸の引っ張り具合とか。
「うおおおお私ってやつぁ！」とはなりますけど、楽しい（笑）
少しずつ整ってはきている……気はする！
がんばります。
枯山水ショール（４）少しずつ
昨日もひたすら枯山水ショールを編んでいました。とはいえ私は編む手が遅いので、本当に少しずつ、じんわりとした進み具合です。
育った部分に黄色い矢印つけてみました
撮影角度も編み地の向きも逆……！ 揃えてなくてすみません。なんとなく、育った部分が伝われば。
前回の記事でも触れましたが、ただいま編みかけがたくさんありまして、どれかに着手したいけど「どれにしようかな〜」とか考えながら、その考える時間を埋めるように編んでいたのが、この枯山水ショール。結局、そのまま眠くなるまでいってしまいました。
とにかく今、この編み地が重くて重くて！ そりゃあね、使った毛糸は300g突破してるので無理はないですよ。ただ「のんびりしていたら本当に羽織る機会がなくなっちゃう」という切迫感もあり、手放せなかったです。
そうそう、これ、80センチの輪針で編んでいるんですけど、最初に編み図を見たときに「８０センチの輪針じゃ全然足りないよ、はみ出るじゃん、どうするの？」と疑問が浮かびました。
だって、仕上がり寸法幅が、オトナの男性の身長クラスですよ。なのに使用用具には「棒針、輪針」としか書いてない。世間に出回っている輪針を探しても８０センチ以上のものってないようだ……（私が探した限りでは）。
どうすればいいの？ もういいや、とりあえず編んでみてから考えればいいか。そんな行き当たりばったりなまま編み始め現在、幅が何センチなのかはわかりません！
少なくとも８０センチは超えてる。広げたら針から目が落ちちゃうもの。なのでくしゃっとさせながら編んでいます。編めるものです、編めちゃうんだな。すごいや。
今日もきっと。明日も多分。少しずつ育てます。だから春、待って、もう少し待って！
枯山水ショール（３）最後の難関地帯
今、私には「編みかけ」がどっさりあります。
（参考記事：手仕事メモ〜2021春〜 - 明日天気堂）
手を付けたまま保管してあるものから、ちょいちょい進めては別のを……というものまで。昨日は２種に手を付けていました。
１つは、もはやお馴染となった（？）枯山水ショール。ついに最後の難関、一番大きな三角12に突入していますよ。
噂に聞く、編んでも編んでも終わらないターン！
でもね……着実に育っていますから！ 大丈夫！
でもね……毛糸玉のストックが怪しい感じになってきたよ……足りないかも……追加で買うかもしれない……足りないと確信が持てたらポチります（ちょっとお高い糸なので慎重に見極めなければならぬ）。
もう１つは、ニッター講習の課題であるツートンベスト。
家庭の事情で長い間、手がつけられないままでいたのですが、昨日、思い立って再開。途中まで作成した編み地を全部ほどいて、ゲージ取りからやり直ししています。
目を均等に揃える作業……久しぶりの感覚。難しいけど楽しい。なにより集中できるのが嬉しくて、それがまた少し悲しくもあったりしてね。*1
編みかけや課題はまだまだ山盛りです。春が来て、お外は花粉だらけな今だからこそ、引きこもってひたすら編もうと思っています。（そうも言ってはいられないけど、できるかぎり、編めるときに編むよ！）
追加報告：先日私が私自身に依頼した「緊急依頼品」。無事、受け取ってもらえました！ 新しい挑戦を始める友達を応援したくて編みました。これから自転車をガンガン使うようになると言っていたので、寒い時に使っていただけたら嬉しいな〜。
*1:私の家族は「編み物」にあまりいい顔をしないことをどうしても思い出してしまうから。
緊急依頼品、製作中（３）完成
先日来より着手していた、緊急依頼品が完成しました！
連結できる帽子とネックウォーマー！！
レシピは、アイアムオリーブ Vol.491(2021年2月号)から。キットは、ハマナカ商店さんからゲットしました。
今回、はじめて編み地にボタンホールを開ける作業に挑戦してみました。
レシピには無理穴って書いてあって……ずばり「無理やり広げて穴を作る」んですね。ぐりぐりとかぎ針で。やー、知らなかった、びっくりした。
一応、穴と分かるように開けた周辺を糸でかがったりして調整してみましたけれども……そこで私、やらかした。最後の最後でやらかしました。
どこでやからしたか分かりますか？ 私のTwitterではネタバレしちゃってますけど。
分かる人にはすぐ分かります（そりゃそうだ）
消耗品だしさ……暖かければいいのよ（この投げやりっぷりはどうよ）
でもこれ、贈り物にする気でいるんだぜ……いいのか、これで（よくないけど直せないんだ……すまん）
寒さをしのいでもらえればそれでええんよ……（もう季節は春なんだぜ）
色んな葛藤を抱えつつも、完成ってことで。完成です！
手作り感溢れてて、これはこれでいいよ。ねっ、ねっ？
はい……もっと腕を磨きます……ごめんなさい、精進します！
なお、こちらに着手した時（緊急依頼品に着手 - 明日天気堂）に軽く触れた、ダイソーのリペアフックなのですけど。何度か使用の機会は巡ってきましたが、フックになっていないほう、針先が何だかささくれだっていて……糸が傷むだけで、うまく使えなかった。つまりはダメでした。ハズレの個体に当たってしまったのか、それとも。真偽は不明です……。
では、編みかけ撲滅作戦に戻ります。なんか、編みたいものも増えちゃったし。
また次回！
緊急依頼品、製作中（２）仕上げ直前
先月末、急に編み始めた緊急依頼品の途中経過です。
手配した糸が届いてから猛然と編み始め、ようやく先ほど「編む」段階が終わりました。
帽子とネックウォーマーの編み上がりの姿です。
前回の記事で編んでいたパーツＡは帽子。パーツＢはネックウォーマー。途中経過を適宜UPしていこうと思っていたのに、作業に夢中になってしまいましたわ。私、編むスピードは遅いほうなんですけど、自分的にはなかなか早く編み上げられたお品になりました！ 私がんばった。
ただネックウォーマーを伏せる段階で手間取りました。
どうしてもきつく突っ張りやすい仕上がりになってしまって（いつもやらかすことではある）、何回編み直しても気に入らなくて「どうにかならないものか！？」と、YouTube先生で検索かけてみたら……！
こちらの動画に救われました。目からウロコぼろぼろ落ちた。
『のび〜る伏せ目のやり方』で編んだら、私の求めていた伸縮性が生まれました。うまくできた！ 私にもできたよ！
感激したのでシェアします。備忘録もかねつつ。
仕上げまでの工程はまだいくつか残っているので「完成」とは言えません。
また報告します！
緊急依頼品、製作中（１）前半
所用の合間に、緊急依頼品に着手しています。枯山水ショールはちょっとお休みです。
依頼主は、私自身。急ぎ仕上げたいものができました。
これはパーツＡ（の編みかけ）。昨夜はここまで編みました。何になるのかは完成次第、お伝えしますね。
私事で色々あって、多分子供だったりしたらギャン泣きしながら床に寝転がってじたばたしたり、手当たり次第におもちゃを投げたり、はちゃめちゃに大暴れしているであろう心理状態なのですが、私はオトナですから。憂さ晴らしは想像だけにとどめています。憤慨は確かにしているので、血圧は高いままだし頭は痛いし花粉は飛んでるし……（キリがないのでこの辺にしておきましょう）。
今、編んでいるものは消耗品のひとつでしかありませんが、ぽかぽか暖まるものです。「キーキー」と苛立って向き合うのは、この品にふさわしくないのです。揉め事の渦中にいるものの、はたからは、私は穏やかな休日を過ごしているとしか見えません。うん、それでＯＫです。
ゆっくり、深い呼吸を心がけながら、編み物をします。
肩の力も抜いて。時々ストレッチもしよう。（忘れがち）
緩やかに、穏やかに、丁寧に、編みます。
