明日天気堂

あしたてんきどう?(フリーライター堀井明子による手仕事模様)

枯山水ショール(4)少しずつ

昨日もひたすら枯山水ショールを編んでいました。とはいえ私は編む手が遅いので、本当に少しずつ、じんわりとした進み具合です。

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育った部分に黄色い矢印つけてみました

撮影角度も編み地の向きも逆……! 揃えてなくてすみません。なんとなく、育った部分が伝われば。

前回の記事でも触れましたが、ただいま編みかけがたくさんありまして、どれかに着手したいけど「どれにしようかな〜」とか考えながら、その考える時間を埋めるように編んでいたのが、この枯山水ショール。結局、そのまま眠くなるまでいってしまいました。

とにかく今、この編み地が重くて重くて! そりゃあね、使った毛糸は300g突破してるので無理はないですよ。ただ「のんびりしていたら本当に羽織る機会がなくなっちゃう」という切迫感もあり、手放せなかったです。

そうそう、これ、80センチの輪針で編んでいるんですけど、最初に編み図を見たときに「80センチの輪針じゃ全然足りないよ、はみ出るじゃん、どうするの?」と疑問が浮かびました。

だって、仕上がり寸法幅が、オトナの男性の身長クラスですよ。なのに使用用具には「棒針、輪針」としか書いてない。世間に出回っている輪針を探しても80センチ以上のものってないようだ……(私が探した限りでは)。

どうすればいいの? もういいや、とりあえず編んでみてから考えればいいか。そんな行き当たりばったりなまま編み始め現在、幅が何センチなのかはわかりません!

少なくとも80センチは超えてる。広げたら針から目が落ちちゃうもの。なのでくしゃっとさせながら編んでいます。編めるものです、編めちゃうんだな。すごいや。

今日もきっと。明日も多分。少しずつ育てます。だから春、待って、もう少し待って!